410 410 並べ替えを登録してデータを並べ替える | 初心者のためのOffice講座-SupportingBlog2 Yoshiko Hamamoto

並べ替えを登録してデータを並べ替える

並べ替えを昇順、降順ではなく、常に一定の決まりごとで並べ替えしたいということがありますね。
たとえば、会社名を昇順ではない並べ替えをしたい。
毎月、あるいはシートごとに何度も並べ替えるのは面倒ですね。
Excelでは、任意の並べ替えを登録しておくことができます。

まず、シートに並べ替えを登録したい順番で入力しておきます。あるいは、既存の表を表示しておきます。
並べ替えを登録します。

Excel2007のユーザー設定リストの編集

以下の画像はExcel2007です。
「Officeボタン」をクリックして、「Excelのオプション」を表示します。
「基本設定」にある「ユーザー設定リストの編集」ボタンをクリックします。


Excel2010以降のユーザー設定リストの編集

Excel2010とExcel2013では、この「ユーザー設定リストの編集」ボタンは、「詳細設定」の「全般」にあります。


ユーザー設定リストの登録

「ユーザー設定リスト」の「インポート」ボタンの左にある「ダイアログボックス拡大/縮小」ボタンをクリックします。


そして、登録したい並びの範囲をドラッグで範囲選択します。リストの取り込み元範囲に範囲が入力されます。「インポート」ボタンをクリックします。


リストの項目の箇所に並びが表示されたことを確認して、このまま「OK」ボタンをクリックします。
Excelのオプションも閉じます。


並べ替え

では、並べ替えしたい範囲を選択します。そして、「データ」タブの「並べ替えとフィルタ」グループにある「並べ替え」ボタンをクリックします。


「並べ替え」ダイアログボックスが表示されます。「順序」の▼ボタンをクリックして「ユーザー設定リルト」をクリックします。


「ユーザー設定リスト」が表示されますので、先ほど登録したリストを選択します。「OK」ボタンをクリックします。


「並べ替え」ダイアログボックスは↓のようになります。「OK」ボタンをクリックします。


登録したリスト通りに並べ替えすることができます。


Excel2003の場合

Excel2003では、「並べ替え」ダイアログボックスの「オプション」をクリックして、「並べ替えオプション」ダイアログボックスから「ユーザー設定リスト」を呼び出すことができます。


以下の記事でも解説しています。

ユーザー設定リストの作成と編集(データの並べ替えにも活用) | Excel2013 | 初心者のためのOffice講座

ピボットテーブルの並べ替えにも活用できます。

ピボットテーブルの行や列の並べ替え | Excel2013 | 初心者のためのOffice講座